2014年12月28日日曜日

2014.12.28 キャンエコ(さわやか隊と協働)

 今年最後の活動でした。
 里山さわやか隊と協働した活動をさわやか隊のブログにアップしました。以下をご覧ください。

http://satoyamasawayaka.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html

 当日の大池は凍っていましたね。



2014年10月26日日曜日

2014年10月(法政大学キャンエコFさん)

キャンエコ 10月の活動

 10月26日、25名で活動を行いました。今回は僕が代表になって2回目の活動でしたが、たくさんの人が参加してくれて、とても嬉しかったです。
 この日の活動はキャンエコの森の木を切ること、稲刈り、サツマイモの収穫、おもちゃカボチャの収穫、お米の配送の手伝いなど多くのことをやりました。
 午前中はお米の配送、キャンエコの森の木を切る人、稲刈りをする人の3組に分かれて作業をしました。配送の人達は、近くのクロネコヤマトに行ってお米の配送の手伝いをしました。木を切った組は、常緑広葉樹という木をノコギリを持って切りました。特徴は、幹が少し赤く、葉が光ってみえるような感じでした。太いのや丈が大きいのもあって驚きました。切った理由としては、他の木々に日光が当たるようにするためです。この時に、とても大きなカエルがいて、みんな興味津々でした。
 午後の活動は稲刈りの続きとサツマイモ、おもちゃカボチャの収穫をしました。大半の人はサツマイモ畑に行きました。サツマイモの収穫は茎がとても長く、どこに埋まっているかわかりにくいので、想像していたよりも遥かに難しかったです。みんな見つけるのに必死でした。大きなサツマイモを見つけた時はとても嬉しかったです。途中雨も降ってきましたが、たくさんのサツマイモを収穫することができました。中には両手よりも大きなサツマイモもあって驚きました。このサツマイモは学祭でサツマスティックにして売りました。
その後はおもちゃカボチャを収穫しました。このカボチャは食べることはできないけど、見た目が可愛くて、飾り物に適したものでした。僕はこのカボチャを持って帰って玄関に飾っています。
 今回の活動もとても楽しいものでした。次回は収穫祭なのでとても楽しみにしています。 
by キャンエコ里山班Fさん


五斗蒔だより2014年12月号から転載


2014年9月28日日曜日

2014年9月(法政大学キャンエコFさん)

キャンエコ、9月28日の活動

 9月28日、22名で活動を行いました。3年生が引退して2年生が中心となってから初めての活動でした。今回は3年生が多く参加してくれました。天候には恵まれたのですが、私自身初めての代表として、みんなをまとめなければいけなかったので、少し緊張していました。
 この日の活動は、サツマイモ畑に伸びた草を取ること、ポップコーンの収穫、竹の切り倒し、午後は外来魚の駆除や外来植物の刈り取りを行いました。
 1ヶ月ぶりに里山に来たのですが、草の丈がとても伸びていて驚きました。サツマイモ畑の雑草も伸びていたのですが、先月にも刈っていたのでそれほど大変ではありませんでした。その次にはポップコーンの収穫を行いましたが、ほとんどのポップコーンがカラスなどの鳥に食べられていて、数える程しか収穫することができなくて、とても残念でした。カラスは食べるのが上手で、実を一粒も残すことなく食べているのが多かったです。ポップコーンの畑の隣に里芋の畑がありました。里芋の葉はハスの葉によく似ていて、水を弾く効果があるということを学びました。これらの作業が終わると昼ご飯をいただきました。栗ご飯や焼き鳥風の肉などがあり、とても美味しかったです。
 午後の作業は、外来魚の駆除と外来植物の刈り取りのグループに分かれて作業をしました。外来植物の刈り取りは、主に神樹(シンジュ)という植物を取ることでした。
 この神樹は中国から明治時代初期に渡来したものです。日本は当時、蚕を使う産業がとても盛んでした。しかし、蚕よりももっと糸が取れるということで、この神樹を日本に持ち込みました。これにより、日本の工業は大幅に発展しました。だが、神樹は成長が早く、もともと日本にある植物の成長を妨げることになるので、刈り取る必要があります。
 外来魚駆除の方は、主にブルーギルという魚の捕獲を行いました。捕ったブルーギルの胃の中を調べるとエビが見つかり、エビを食べていることがわかりました。ブルーギルは魚卵などを食べるので、池の生態系が壊れてしまう危険性があるそうです。
 今回もいろいろな植物や生物の生態について勉強することができました。初めてキャンエコ里山班の代表として活動に参加できて学ぶことも多かったです。次回からの活動も楽しみながら、一生懸命取り組みたいと思います。
by キャンエコ里山班Fさん


五斗蒔だより2014年12月号から転載



2014年8月24日日曜日

2014年8月(キャンエコ里山班)

2014年8月の活動報告がアップされました。
副題は、「サツマイモ畑とキャンエコの森の草刈り」です。

http://cef-satoyama.seesaa.net/article/404650668.html




2014年7月16日水曜日

キャンエコなどの活動に参加して(鹿児島大Yさん)

 土曜観察会やキャンエコの活動など里山の活動に参加された、鹿児島大のYさんの感想です。(五斗蒔だよりから)

1.学生
 関東は多くの大学が密集しており、宍塚の里山がいろいろな大学生の集結の場になっているなと感じました。今回は法政大学、筑波大学の方がいらしておりましたが、他にもHPを参照する限りたくさんの学生・組織がいらしていることと存じます。「学生や若者たちが里山で楽しむことが大切」ということに大変共感し、私ども(鹿児島大学里山生態研究会)も、今後変わらず学生が楽しみながら、少しずつ里山の良さを見つけていけたらいいなと感じました。

2.都会に里山
 鹿児島大学が鹿児島市の中心部にあり、過去には周辺の子供たちがたくさん大学の植物園に遊びに来ていたそうです。その時の遊びなどを把握して、その遊びを取り入れた活動を大学や大学周辺で行ってみたいなと思っています。大学周辺の人々を対象に聞き書きを行いたいと思っておりましたが、これに対しサークルメンバーからは「そこまでするか?」という意見もあり、サークルとして実行するかは悩んでいます。一方、宍塚ではもうすでに聞き書きを行いまとめた本があるということで、この本を参考にしつつ、近い将来聞き書きを行いたいと思います。鹿児島大学で行うことに魅力を感じているのは、まず自分が住んでいる地域に根ざして活動できることです。また、これまでの活動がレンタカーを借りて遠くの里山まで出向いているため、金銭面でも、人数的にも制限がありました。一方、中心部に近いとこれらの問題がなくなり、むしろ参加する小学生・保護者・スタッフの人数も確保できると思うのです。「新しい活動拠点として大学を利用したい」と思ったときに、聞き書きのことをお話いただき、刺激になりました。奨学金が入ったので早速本を購入してみたいと思います。

3.指示を出しすぎない、ガチガチにしすぎない
 運営面で感じたことは、臨機応変というか、指示を出しすぎないことが自主性を育て、学生・後継者が育っていくのかもしれないなと思いました。竹をバキバキと切っていくのは、学生も夢中になって活動していましたし、森林整備活動なども楽しくやるとみんな本気でやるのだなと思いました。

4.詳しく、わかりやすい
 たとえば、ため池についてですと、歴史的な成り立ちから、現在の利用、池の環境変化の理由などを詳細に調べていらっしゃるな、という印象を受けました。その上で、マニアックになりすぎず、必要な部分を非常にわかりやすく伝えている、ということを感じました。お仕事上当然のことなのかもしれませんが、私には説明力が素晴らしいものだと移りました。

5.宍塚の里山の雰囲気の感想
 人はすごく穏やかで、話しやすかったです。スタッフのみなさんもそうですし、周辺の方々も水や駐車場を提供したり、野菜の差し入れをしてくれたりと、周りも協力的だなという印象を受けました。もちろん批判的な方もいらっしゃるとは思いますが。自然は、ノシメトンボ、サラサヤンマ等初めて見るトンボ(鹿児島にもいるのかも)や、猛禽類もいるそうで、もっと深く見てみたいなと思いました。小さい頃から生き物が好きでしたので、久しぶりに生き物を見つけることへの感動が刺激されました。また、全体的に森が明るい(落葉樹の割合が高い)印象を受けました。北関東でも竹があるということは初めて知りました。歴史は、あまり深くお聞きしませんでしたが、ちょっとした足場や砂場に土器などの昔のものがあり、こんなに身近にあるのかと驚きました。

6.今後の私
 宍塚での活動に参加させていただいた直後、鹿児島のあるNPOから突然声がかかり、新しい活動を私たちが主体的にさせていただける方向に話が進んでいます。 NPOの方も「これまでの活動地だけでなく、出前で子供たちの体験活動もしてみたい」ということを思っているそうで、「聞き書き&大学での体験活動」が実現出来るかもしれません。 また、「子供を育てるだけでなく、若者が楽しみ、学び、育ちに来る場所」にしたいということで合意に至りました。これは、及川さんとの話の中で「学生が里山に入ることが大事」だと仰って下さったおかげです。当然、地域も周辺環境も違いますが、ぜひ今後も「宍塚の自然と歴史の会」を参考にさせてください。インターンなどもあればぜひご紹介よろしくお願いします。


2014年6月22日日曜日

2014年6月(キャンエコ里山班)

6月の活動報告がアップされました。
副題は、「竹切り・ザリガニ駆除・情報館」です。

http://cef-satoyama.seesaa.net/article/400063778.html


2014.06.22 (法政大学キャンエコAさん)

 6月22日、キャンエコ32名で活動をしてきました。ずっと活動の日は晴天続きでしたがこの日は雨。初めて来た1年生も多かっただけに天気は残念でしたが、梅雨だし仕方ないとあきらめて活動へ。例年6月になると参加者は減っていましたが、今年は5月から2ヶ月連続で30人超えと、珍しいことになりました。
 この日はキャンエコのほかに筑波大のインターン生一人と、鹿児島から来た方一人を合わせての活動でした。宍塚の活動を参考にしたいとのことでわざわざ遠く鹿児島から飛行機で来たということで、とてもありがたいことです。自分たちの活動を見て参考にしてくれるなんて初めてでしたので、気分も高ぶったのを覚えています。
 この日は雨ということもあり、電車の遅延や着替えに時間がかかったことなどから午前は活動時間が削られてしまい、予定を変更して若竹切りとザリガニ捕りをしました。若竹はこの春に生えてきて少し成長したもので、先端はまだ皮がついたままの状態です。立派に成長してしまった竹を切るより若竹を切るほうが効果があるので、少人数グループに分けて切りました。若竹はまだ柔らかく、のこぎりがすんなり入って力を入れなくても切れるので、竹切りに初挑戦だった1年生も楽しそうに笑顔で活動してくれました。のこぎりの扱いに慣れてもらうにはちょうど良い活動だったかなと思います。
 ザリガニのほうは先月と同じく、池に大繁殖したザリガニを捕る作業をしました。先月よりは少なかったものの、まだいるんだなあと実感。生態系の管理はとても大変だということが改めてわかりました。
 お昼はドライカレー!みんなもお腹すいてたんでしょうか、おかわりもすぐになくなってしまいました(笑)塩味のきいた野菜などおいしいものもたくさんあり、普段なかなか食べることのないレアな料理もあったりして、楽しい時間です。
 午後になっても雨が降っていたので予定を変更し、里山情報館に移動して宍塚の詳しい紹介や歴史、人の暮らしなどについて説明していただきました。NPOが行っている様々な活動や宍塚の今昔など、興味深いお話が多かったです。森林面積は減っていると思いがちだが、里山が利用されなくなったことで面積はむしろ増えているなど、あまり知られていないことも知ることができ良かったと思っています。
 任期はあと2ヶ月しかありませんが、最後まで楽しくやり通そうと考えています。


法政大学キャンエコAさんの感想文から



※ 法政大学キャンパスエコロジーフォーラム(キャンエコ)のHPは、こちら




2014年5月25日日曜日

2014年5月(キャンエコ里山班)

2014年5月の活動の様子がアップされました。

http://cef-satoyama.seesaa.net/article/397940899.html


2014.5.25 キャンエコ

 25日、ツルグミ農園でキャンエコの大学生が、Yさんの指導でサツマイモの植え付けをしました。



 収穫が楽しみです。
 その間の草取り作業も忘れずに。
 by 独活さん(大池メールから転載)

農園参加者募集中!


※ 法政大学キャンパスエコロジーフォーラム(キャンエコ)のHPは、こちら

2014年4月27日日曜日

4月 春を楽しむ会(キャンエコ里山班)

4月 春を楽しむ会に参加したときの様子がアップされました。

http://cef-satoyama.seesaa.net/article/396813110.html


2014.4.27 (法政大学キャンエコAさん)

 4月27日、26人で活動に参加しました。

 今年から1年生も4月から参加しても良いことになり、8人参加してくれました。また、就活が終わった4年生も1人参加してくれました。今月は大人数の上、普段は少ない女子が多数参加するなど珍しい活動になりました。

 春を楽しむ会に参加するということで、竹切り、花摘み、料理に分かれて活動することとしました。
 竹切りは男子10人ほどが行き、竹を切り出して竹食器や竹箸、竹トンボなどに加工する作業を行いました。
 花摘みは、宍塚の自然と歴史の会(以下、「会」という。)のAbさんとタンポポや甘草など食べられる野草を探しに行きました。タンポポを食べるとは少々驚きましたが、味に期待しながらかなりの量を収穫することができました。
 料理は主に女子に行ってもらいました。天ぷらやお好み焼き、お焼き、肉と野菜炒め、草餅など、いろいろな種類の食事を作っていてとてもおいしそうでした。

 この日は1年生もいたので、1年生と写真を撮ったり、交流を深めたりして各々楽しんでいました。竹を切ってきた人たちは、途中で見つけたタケノコを持ってきて自慢したり、自分で作った竹トンボを飛ばしていました。青空のもと食べる食事は美味しく、めったに食べることのない野草を味わい、みんなと談笑し、池の取水口で日向ぼっこしたりと楽しい時間を過ごしました。
 茨城県議会議員の方もいらしており、一緒に写真を撮っていただいて、宍塚の里山とキャンエコのことをフェイスブックで紹介していただいたので、有意義な活動になったと感じました。

 午後には別の活動をするので、軽トラに積めるものは積んで、手で持っていくものは手で運び、短時間で片付けもすることができました。
 その後1年生は、会のOさんと里山の散策に出かけ、2・3・4年は洗い物に2人ほど、ピザ窯に3人ほど、残りは竹の繁殖を抑えるためのタケノコ倒しに出かけました。

 1月に竹を切り倒した所で、切り株は残っていましたが、所々に新しいタケノコが顔を出しており、これがまた立派な竹に成長してしまうので、ストレス発散を兼ねて片っ端から蹴り倒してもらいました。途中でヘビがいてビビったりもしましたが、結構な数倒せたのではないかなと思います。

 1年生にも楽しかったと言ってもらえたので、これからも盛り上げてみんなでできればと思った活動でした。


法政大学キャンエコAさんの感想文から

キャンエコのブログが復活していました。Aさんご苦労さ

※ 法政大学キャンパスエコロジーフォーラム(キャンエコ)のHPは、こちら

2014年1月28日火曜日

2014.1.26 キャンエコ

参加者:キャンエコ、13名、筑波大学1名 会から、6名 
    活動内容:ゲンベーヤマ孟宗竹伐りと切った竹の整理 
       これまでかなり大量の孟宗竹を伐採、それが竹林内で縦横無尽に折り重なり、覆われていました。この日はこれらの竹を、チェーンソー、竹のこぎりで伐採、更に竹と枝に分け、斜面数か所にまとめた。 
         大勢の若者たちの力はすごい。すっかり片付きました。今後は残った竹林、唐傘を差して歩ける程度の間隔に竹の伐採を行い、さわやかな竹林に仕上げる予定です。 
           昼は、田んぼ塾で採れたお米の食味評価アンケート、その後、Abさんがリーダーの「森のごちそう」30数人がねぎま丼、つるぐみ農園のジャガイモ利用のホットサラダ?、厚焼き玉子、赤かぶの漬物、野菜汁(出したてのみそ、つるぐみ農園の大根を使った味噌汁)Hさん持参の烏賊の?と、宍塚の方にいただいた、たくあん。
             森のごちそうの後、ピザ窯作りの経験者Aさんを囲んでピザ窯つくり打ち合わせ
               窯づくりリーダーKさん、キャンエコリーダー、副リーダー、と中学生の参加?S先生、会からhana。
               Kさん、今後進捗などご報告をお願いいたします。


                   竹林の拡大は
                    ・雑木林、植林地に広がり、森林の荒廃を招く
                      ・竹の根による土壌破壊が起こる
                        ・土壌中の水分が失われるなど、
                          などをもたらし、里山保全の一つの大きな課題になっています。
                             竹林は地下茎を取り除くことが根本の課題ですが、この竹林については、隣の竹林との緩衝帯を設けることで、拡大を防ぐことを考え今回の活動になりました。
                              (隣接竹林では茨大K先生の竹林調査が行われています)

                                by hana