2004年12月14日火曜日

キャンエコ報告20041212

キャンエコ報告20041212 名前: tanto [2005/01/16,18:00:37] No.29
日時:2004年12月12日
参加者:キャンエコ18人、地元の方2人
午前 ヤーコン堀、つるぐみ農園芋堀り
午後 勉強会
食事 呉汁、おこわ、焼き芋、ヤーコン

○ヤーコン収穫、つるぐみ農園芋堀り
手塩にかけて育てたヤーコンをようやく収穫しました。土が適していたのか、大きくて甘味があり、51.5キロもの豊作でした。生をドレッシングで、また呉汁にも入れてみました。
つるぐみ農園では、サツマイモの堀り残しを回収してきました。先月収穫したサツマイモは、法政大学学祭で今川焼きの餡となり、大好評だったそうです。

○勉強会
法政大学の環境サークルキャンパスエコロジーフォーラムが宍塚で活動を始めて2年が経ちました。最初のメンバーたちは4年生となり卒業間近です。そこで今回、この2年間をふりかえり、あらためて活動の意義を確認し後輩たちへ引き継ぐために勉強会を行いました。お世話になった地元の方にも来ていただき、冷たい雨の降るなかでしたが、熱い語り合いとなりました。司会進行は、キャンエコ宍塚チーム初代リーダー あkさんが務めてくれました。

彼らは体験をしながら、いろいろなことを学んでいました。里山の保全活動にとどまることなく、暮らし、文化、失ったら元に戻らない大切なもの、広く伝えなければならない事柄、なぜ?どうして?何のために? 自分自身でそのわけを見出し、自分自身の肥やしにしていたのですね。そして、皆、将来への展望をもって社会に生かそうと自信を示してくれました。何人もの学生が素晴らしい言葉で語ってくれました。

手入が必要な自然が里山であり、それが日本人の原風景であると、体で感じ気付いてくれていました。そればかりでなく、「里山は人間でいうと赤ちゃんのよう。里山に自分が必要とされている感覚があった」「里山にとっての最大の脅威は、人間が里山に関心を持たなくなること」こんな風に里山と自分(人間)との関係を見出せるなんて素晴らしい!

また、昔の道具を使ったり、地元の方から縄ないなど教わったことで、「長年の積み重ねの中でできてきた文化を、生産活動とは別のものとして残していかねばならないと思う」と。「ここで生活できていたことがスゴイと思う」―その「スゴイ」の中身こそが、里山で培われてきた知恵や技術=生活文化。自分たちの経験から湧き出てきた言葉、地元の人にも伝わったと思います。

そして皆が言ってくれた、人と人の繋がりの重要性。「会、地元の人の協力、仲間同士の繋がりがあったからこそ活動ができた。里山の保全を進めるために、サークルの枠にとらわれず、人と人の輪を広げていきたい」「人のネットワークで日本の里山がつなげていけたらと思う」―宍塚での活動からこのような広がりのことまで考えてくれていたなんて、なんと素晴らしいことでしょう・・・。毎月欠かさず継続してきたことが大きかったかと思います。

会からは、普段は「保全する」活動をキャンエコと一緒にしていますが、「知らせる」「調べる」活動やオーナー制等を中心に及川さんが話をしてくださり、会がどのようなミッションをもってここで活動しているかを伝えました。歴史部会の活動については阿部さんから、「里山の景色は人が暮らしてきた長い歴史の積み重ねからできている。里山には人の技術や知恵が凝縮されており、歴史部会ではそれを聞き書きする活動をしている」と伝えました。
地元の方は、昔の大池の水の使い方や田畑のこと、集落共同で行っていたことなどを話してくださいました。この地に根ざして暮らしてきた方から直接聞くお話は、胸にじっと染み込んできます。そして一番嬉しかったのは、この会に対して何を思いどう考えているかを本音で本気になって語ってくれた事です。若者たちに対しても大きな期待と声援を贈ってくださいました。

会にとっても、若者受入れの目的に余りある成果でした。特に初代リーダーの小林君は、ここでの活動をもとに、里山に関わる仕事がしたいと考え、里山が多く残る八王子市役所に就職が決まったとのこと。このような形で会の思いが若い世代に引き継がれるとは、当初は思いもよらなかったことです。

本当によい勉強会で、私たちも学ぶことの多い勉強会でした。キャンエコの皆さん、どうもありがとうございました。これから会の私たちも、学生たちとともに学ぶ気持ちで一緒に活動していけたらと思います。どうぞよろしくお願いします。


----以下、勉強会の記録(一部抜粋)----

■キャンエコ4回生感想
Tさん)
キャンエコの活動で自分が始めから関われる機会と思い参加した。はじめは里山という言葉も知らなかった。来るようになると土地のこと、植物のことなどわかるようになった。人間が自然に手を加えるのは初めは悪いと思っていたが、手を加えることが必要なところもあるとわかった。またここではいろんな人が集まるのでいろんな話が聞けたのが勉強になった。

Sさん)
自分自身が自然に囲まれ、遊んだり学んだりして育ってきた。身近な自然を残したい、昔ながらの生活を体感したいと参加した。最初は下草刈りなどをするのは自然の生態系を乱すと思ったが、必要なところもあると分かった。大学で耳にしていた「人と自然の共生」を実感することができた。
里山は人間でいうと赤ちゃんや子供のようなものだと思う。人が維持管理しないと里山として機能しない。子供の成長をみるかのように、手入れをすることで植物が芽を出すなど新たな動きがあり楽しませてくれた。里山に自分が必要とされている感覚があった。何かに必要とされていると感じることでやりがいも感じた。活動自体楽しみながらしてきたので長く続けてこられたと思う。
人と人とのつながりが大切だと感じた。実際、会の方に作業を教えてもらい学んだことが多い。また地権者の方との調整などもしないと活動はできないのだということもわかった。
日本中に里山はたくさんあるけれども、そのような人と人とのネットワークを広げることで日本の里山がつながるのではないかと思う。そのためには多くの人に里山に親しんでもらうことが重要だと思う。日本には開発の危機にさらされている里山も多くあるが、人間が里山に関心を持たなくなることが何よりも脅威。なので、サークルという枠にとらわれず、ゼミの知人友人などに声をわけて活動の輪を広げたい。

Mさん)
里山については授業で聞くことはあったが以前はまったく分からなかった。普通の山だと思っていて、ここにきて意外に平地にあるなと思ったくらい。実際にきてみて、以前は自然に手を加えるのは悪いと思っていたが、草刈をしてきれいになった風景が、自分が自然だと思っていた風景だった。実際にやってみて初めて分かった。
会の方、地元の方はいろんなことを知っている。里山体験隊でしたことなどは伝統文化だと思うので引き継がないともったいない。僕たちにとってはもの珍しいものに見えるだけなのかも知れないが、昔の人の知恵は素晴らしいと思う。いろいろな経験をふまえて、長年の積み重ねの中でできてきたと思う。そのような文化を、生産活動とは別のものとして残していかねばならないと思う。
ここで田んぼや山の作業を自分でしてみて、昔はここで暮らせたということがとてもすごいと思うし、感動した。
日本にたくさん里山があると思うが、できるだけ残していけたら面白いと思う。誰が管理するか、費用はどうするかなど問題もあるが、なくしてしまっては元に復活させることは無理だから。といっても地権者や地元の方の意思を無視して僕たちが残せといえるような立場ではない。宍塚では協力してくださる地元の方がいるので恵まれた環境なのかなと思う。里山を次の世代にも残していけたら面白いと思う。

Fさん)
今回で4回目。くるたびに会の方に美味しい食事など出してもらい感謝している。そのような協力があって続けてこれたのだと思う。

Kさん)
今回で2回目。にも関わらず、ここにくると落ち着いた気分になり深呼吸したくなる、気持ちのよいところ。ここでの経験や始めたときの初心などをサークルの中できちんと共有して引き継ぎ、活動を継続していくことが大事だと思う。

■次期リーダーKさんから
会の方、地元の方があってこそ、楽しみながらいろいろ学んでいけると思っている。畑を復元したり、ものをつくったり、やってみて形になってようやく分かる。
自分たちの活動は、会、地元の人、またサークルの仲間たち同士の繋がりがあってこそ成り立つ。そのような人の繋がりを広げて活動が広がっていくと良いと思う。里山のことを考えるフォーラムなどを、他大学も含めた学生間で開けたらと思っている。

■宍塚での活動の段取りをして下さったT教授から(寄稿より抜粋)
 2002年秋に及川様に大学にお越しいただき宍塚のお話をうかがったのをきっかけに、11月に現地見学をさせていただきました。翌年6月、ふたたび大学でのシンポジウムにお出でいただき、その後キャンパスエコロジーフォーラムの学生たちが定期的にうかがい活動に加えていただくようになりました。会の皆様、地域の皆様のご指導をいただき、楽しく様々な活動をさせていただいておりますことを心から感謝申し上げます。私どもの学部では、講義やゼミでの勉強に加えて、実地体験を通して学ぶことを重要と考え、学生に活動への参加を推奨しております。宍塚にうかがっている学生たちは多くの貴重な体験をさせていただいており、その中で勉強の課題を発見してほしいと願っております。活動開始以来リーダーを務めてきました小林君は私のゼミのメンバーですが、「地域コモンズの管理と利用」をテーマに宍塚の事例を取り上げ研究を続けてきました。また、卒業後の進路を考える上でもここでの活動が大きな影響を与えたようです。
 ぜひ後輩の諸君も宍塚での経験を生かして勉学を深めてくれることを期待しています。しかし、何よりも重要なのはお世話になっている皆様との交流であると考えます。ここでの人と人との出会いが皆さんの人生を豊かにしてくれると信じています。感謝の気持ちを持って今後も楽しく活動を続け、多くの仲間を誘って、さらに前進してください。
 ご関係の皆様には今後ともお世話になると存じますが、どうぞよろしくお願い申し上げます。私もまたうかがう機会を作りたいと思っております。
 これまでのご指導に感謝し、ご挨拶といたします。ありがとうございました。
2004年12月12日

データタイトル:こんなん -(33 KB)

チョーでかなが 名前: cat [2004/12/14,01:38:43] No.28
メジャーの目盛りが見えません。何センチだったんだっけ?

データタイトル:ていねいに -(39 KB)

ヤーコン収穫 名前: cat [2004/12/14,01:36:32] No.27
キャンエコのヤーコン畑。大きいし、豊作だ。51.5キロ。
ここは台になっているので良かったのかもしれない。農園のヤーコンの出来はあまりよくない。

データタイトル:雨あがる -(43 KB)

おしまい 名前: cat [2004/12/14,01:17:29] No.25
大幅に時間オーバーしてしまいました。
とても素晴らしい話し合いでした。参加した皆さん、年食った者も若者も、みんなの心に実となり力となるタネが蒔かれたように感じました。
ありがとうございました。

 データタイトル:発言 -(42 KB)

活動の輪 名前: cat [2004/12/14,01:10:21] No.24
自然環境とは?里山の自然環境は誰かの世話を受けなければ守れない維持できない。里山に自分が必要とされる活動、その活動を楽しむ事。
そんな活動の輪が日本中に広がればいいなあ。


 データタイトル:雨 -(27 KB)

みんな 名前: cat [2004/12/14,00:59:39] No.23
イスに座りきれない、シートの下に入りきれない。だんだん真ん中の火の傍に寄ってきました。

データタイトル:HOT -(46 KB)

12/12 午後はディスカッション 名前: cat [2004/12/14,00:55:05] No.22
及川さんは若者たちに、語っても語りきれない、伝えても伝えきれない、もっともっと話したい伝えなくては、とありったけの情熱を注ぎます。
雨が降って、寒くて火を囲みながらの、熱い語り合いです。




画像タイトル:お話 -(36 KB)

キャンエコ:お勉強 名前: kaaco [2004/12/14,00:23:52] No.911
  • 宍塚の里山に法政大学の学生たちが毎月通うようになって2年。雨でも、風でもワイワイとやって来ます。今日は作業だけでなく、午後はお勉強です。
  • 彼らは体験をしながら、いろいろなことを学びました。
  • 里山の保全活動にとどまることなく、暮らし、文化、失ったら元に戻らない大切なもの、広く伝えなければならない事柄、なぜ?どうして?何のために? 自分自身でそのわけを見出し、自分自身の肥やしにしていたのですね。そして、皆、将来への展望をもって社会に生かそうと自信を示してくれました。
  • 何人もの学生が素晴らしい言葉で語ってくれました。
  • 感動しました。本当に大きく成長してくれたんですね。ありがとう!
  • 地元の方も参加してくださり、昔の様子や農作業の大変さもお話してくださいました。でも、でも、一番嬉しかったのは、この会に対して何を思いどう考えているかを本音で本気になって語ってくれた事です。若者たちに対しても大きな期待と声援を贈ってくださいました。武者震いするくらい身が引き締まりました。

2004年12月11日土曜日

キャンエコについて



キャンエコについて 名前: I [2004/12/11,18:43:08] No.907

  • 環境サークルエコレンジャーのIです。
  • 先日は「おいしいゴミ拾い里山編」お世話になりました!
  • 紅葉が深まり、また違った里山を見れた気がします。
  • またゴミ拾い後の焼き芋もすごく甘くておいしかったです。
  • キャンエコのほうに参加させていただきたいと思い、こちらの掲示案に書き込みさせて頂いたのですが、連絡が直前になってしまいすいません。
  • 今のところ参加者は私1人になりそうです。
  • よろしくお願いいたします。


>>  大歓迎です! 名前: kaaco [2004/12/11,21:30:21] No.908

  • エコレンジャーの皆さん、どなたでも、何人でも、どうぞどうぞ参加してください。
  • 明日は、キャンエコが植えたヤーコンの掘り出しと、稲おしごと(脱穀、籾摺り)など、出来るものから作業の予定です。
  • 午後は地元の方も交えて勉強会。キャンエコ活動2年間のまとめと未来への展望が広がる楽しいミーティングになりそうです。初代リーダーで4年生のK君が司会進行してくれます。
  • 昼ごはんは、田んぼ塾で作った太郎兵衛糯と黒米のお餅をついて、野良クラブの大豆で呉汁を作ります。もちろん、焼き芋もやっちゃいます。
  • 食器を持ってきてくださいね。でないと、竹を切り出して自分で皿も箸も作ってもらいます。

2004年12月3日金曜日

皆様ご参加ください

12月のキャンエコ;皆様ご参加ください 名前: tanto [2004/12/03,21:48:31] No.21

12月12日(日)10時~15時
午前 ヤーコン堀、米の脱穀・調整
午後 勉強会

<勉強会について>
キャンエコの活動が始って2年が経とうとしています。最初のメンバーたちは4年生となり卒業間近です。
そこで今回、この2年間をふりかえり、あらためて活動の意義を確認し後輩たちへ引き継ぐために勉強会を行います。
お世話になった地元の方にも来ていただきます。
司会進行は、キャンエコ宍塚チーム初代リーダー 小林朋生さんです。

1、キャンエコ4年生から、2年間の活動の感想
2、地元の方と会からキャンエコの活動へコメント
3、質疑およびディスカッション
1)地元の方へ
 ○宍塚の里山が生業や生活に利用されていたころのこと
  耕作の状況について、大池はどう利用されていたのか、
  大池の昔の維持管理の仕方について、水利権について
  いつから農業に使われなくなったか、
  農業がされなくなったのはどんな理由からか、等
 ○現状をどう思うか
2)会へ
 ○活動をした頃
  どんなところがいいと思い、残す意義があるとおもったのか、
 ○今後
  会の今後の目指すもの、現状の課題、


<午前の作業>
キャンエコが育てたヤーコンの収穫と、足踏み脱穀機、唐箕などをつかった米の脱穀・調整作業をします。
お昼は、収穫したヤーコン、田んぼ塾でつくった太郎派兵衛餅のおもちです。

--------

雨風問わず通ってくれたキャンエコの学生たち。是非有意義な会にしたい。
午前・午後とも、会員の皆様、是非ご参加ください。
また、関心のある高校生や大学生の方は掲示板にてお問い合わせください。

2004年11月14日日曜日

キャンエコ報告20041114

データタイトル:富雄さんのなあば -(149 KB)

キャンエコ報告20041114 名前: tanto [2004/12/01,00:20:13] No.20
日時: 2004年11月14日 9:30~17:00
参加: キャンエコ6人、会4人
内容:稲刈り
   小豆の処理
   サツマイモ堀と焼き芋
   お昼 ぬっぺ汁 予行練習

○稲刈り
残っていた稲文字の田圃の稲刈りをしました。長靴が足りず、裸足や、
地元からお借りした「なあば」を使いました(写真)。
今回の4人は皆稲刈り初めて。はじめは慣れない手つきでしたが、
途中で様子を伺うと「完璧です!」と頼もしい返事が。
オダまで運ぶのが結構たいへんでした。近くに作りなおした方がよかったも。

○小豆の処理
キャンエコ畑でジャガイモの後作につくった小豆。先月もぎ取り収穫をしたもの
を水田さんが干してくださっていたので、木槌でぶって豆を取り出しました。
取り出したあとがまた一仕事。虫食いなどの被害粒を一粒一粒取り除きます。
みみっちい仕事です。ご苦労さまでした。

○サツマイモ
先月に続き、つるぐみ農園の芋堀。先月途中になってしまったところを掘りまし
た。まだ残っているそうですが、籾袋で5袋はありました(一袋30kg上らし
い)!。「落ち葉も集めてきた」と戻ってから焼き芋をして、終わったときは真っ
暗でした。ご苦労さまでした。
芋は、10kgほどキャンエコが持ち帰りました。
このサツマイモと小豆は、今週末からの法政大学学祭の出展で、大判焼きの具に
なる予定です。他の山のような芋は会の収穫祭で販売する予定です。

お昼は収穫祭の予行練習、郷土料理ぬっぺ汁をつくりました。
スルメを出汁にする、祝いや人寄せのときに食べる郷土料理です。

 データタイトル:img20041201001823.jpg -(142 KB)

りっつおう 名前: tanto [2004/12/01,00:18:23] No.19
先月教えてもらって作ったりっつおうを背負ってやってみました。
かっちぎが欲しいですね。

データタイトル:うちでのこづち -(59 KB)

小豆の収穫 名前: cat [2004/11/15,09:45:48] No.18
11/14 今日のキャンエコは稲文字田んぼの稲刈り、小豆の作業、ツルグミ農園のさつま芋掘り。お昼はぬっぺ汁を作りました。
小豆は法政大学の学園祭で今川焼きのあんことして使うそうです。
さつまいもは150キロ掘り出しました。これも学園祭で焼き芋屋さん。

2004年9月26日日曜日

9/26 「りっつぉない」講習

データタイトル:まずお手本 -(40 KB)

「りっつぉない」講習 名前: cat [2004/10/17,00:45:50] No.17
9/26地元のTさんが「りっつぉ」の綯い方を指導してくださいました。キャンエコの希望者の人数が多かったので、午前と午後の二度に分けて教わりました。Tさんのお宅の納屋で莚を敷いて、すてきな教室です。
この莚、Tさんの「オヤジ」様が編んだそうです。柔らかくて弾力があって、優し気持ちになります。風通しの良い場所にしまっておけば長持ちするそうです。編み方がうまくて丈夫でないとだめだけど、ということです。

データタイトル:なんとか -(55 KB)

さあ、やってみよう 名前: cat [2004/10/17,00:33:48] No.16
藁はTさんが前もってすぐってくださいました。ちょっと水でぬらして柔らかくしてからはじめます。数本の藁の元のほうを膝の下に敷いて穂先から20センチぐらいのところを手のひらに挟み右手を手前に持ってくるようによっていくのです。ミゴ(藁の先・米がついていた部分)のところまで来たら先っちょをヒョイと結びます。

 データタイトル:そこのひと! -(36 KB)

みんな出来たかな? 名前: cat [2004/10/17,00:24:16] No.15
手が逆?藁が多すぎ?編みが長い?
難しいけど、何とか全員が「りっつぉない」習得。

 データタイトル:じょうたつ -(37 KB)

生徒作品 名前: cat [2004/10/17,00:18:37] No.14
一番上のが初めての作品です。
だんだん上手になりました。

 データタイトル:てとりあしとり -(56 KB)

イネ縛り 名前: cat [2004/10/17,00:13:36] No.13
鎌で刈った稲は「りっつぉ」を置いた上に交互に4束重ねます。
イネをぎゅっと押さえて「りっつぉ」の右と左をグルグルと巻き更にでんでんむしの形に押さえて、ハイ、できた!縄の下を通さずにこれでもう、ほどけません。

 データタイトル:出来た -(73 KB)

稲束完成 名前: cat [2004/10/17,00:07:19] No.12
「りっつぉ」で縛った稲束はそのままオダに掛けます。
掛けやすいように二股に束が分かれています。

キャンエコ報告20040926 名前: tanto [2004/10/12,23:07:31] No.11
日時:2004年09月26日
内容:農園テーブル屋根補修・りっつおうない・稲刈り・大池コンテナ埋め
参加 キャンエコ17名(同日他の活動もあり、会員含め総勢46名)

・農園テーブル屋根補修
風で篠竹の屋根が飛んだので補修。柱も新調しました。

・りっつおうないと稲刈り
地元の佐野利雄さん、富美枝さん夫妻に教えて頂きました。
「りっつおう」は刈った稲を束ねる藁紐です。手刈りをしていた時代の、農閑期や夜に、りっつおうを沢山なっておいたそうです。
地元の方には稲刈りにも来ていただき、刈り方、束ね方も教わりました。
どうもありがとうございました。

・コンテナ埋め
大池にヤゴ等保護用のコンテナを埋めました。



2004年8月6日金曜日

8月のキャンエコ

キャンエコ報告20040806 名前: tanto [2004/08/26,10:43:56] No.8
☆キャンエコリーダーの報告より☆

日時:2004年08月06日
内容:サツマイモ畑の草刈・つる返し、料理

6日 宍塚にキャンエコが行きました。
今回は東京学芸大学のW君たち3人も参加してくれました。
彼らは大学で環境教育などについて学んでいます。
今回は平日という条件もあり、さらに夏休みでみんないなくて10人ちょっとになりました。
内容はさつまいも畑の草刈り、女の子たちは料理をしました。
男の子は日差しの強い中がんばってツルを起こしてきました。
その中でもハナムグラにやられたところが今でも少し痒いです。
でも、秋の収穫がとっても楽しみで、食の秋に向けてたくさんお日様のエネルギーを吸収しておいしいお芋になってほしいです。
お昼は胡桃の木の下でいただきました。あそこは日が差し込まないので休憩するには最適です。
お昼のてんぷらももう最高でした。取り立てが一番うまいです!
また、冬瓜のスープも冷たくてナツにぴったりでした。
女の子たちも少しは料理の勉強になったと思います!これから生かされることですね!
ふつうはてんぷらを揚げたりはしませんから。
ごごはヤーコン畑の草刈をやってから釣りに行きました。
ブルーギルが20~30とブラックバスが1匹釣れました。
もちろんこれらは液肥にしました。液肥に投入するときのにおいは・・・
絶句モノです。でもこれも昔からの知恵なのかな~!っておもいます。
次回はもっと人がこれるかと思います。(未定)
秋は待ちに待った収穫!これまでの草取りがどれだけ実りにつながるか楽しみです。

あと、帰りぎはに胡桃の木を見たらコクワガタが2匹いました。ちょっと昔の虫取りを思い出していい気分でした。
これからもよろしくお願いいたします。


画像タイトル:アートなす -(28 KB)

8月のキャンエコ 名前: kaaco [2004/08/06,23:48:00] No.741
8/6、今日は8月6日です。
暑いので作業は午前中だけ。お昼は畑の野菜で天ぷら。ナス、インゲン、かぼちゃ、ミョウガ、シソの葉、納豆。冬瓜の冷たいスープもあります。法政大の学生達と一緒に学芸大の学生も参加です。


2004年7月19日月曜日

サツマイモ畑の草取り

画像タイトル:img20040719105905.jpg -(84 KB)

サツマイモ畑の草取り 名前: 独活 [2004/07/19,10:59:05] No.719

  • キャンエコでつるぐみ農園のサツマイモの草取り(ツル返し)をしました。
  • 炎天下での作業、お疲れさんでした。

2004年7月18日日曜日

キャンエコ報告20040718

キャンエコ報告20040718 名前: tanto [2004/07/22,04:38:07] No.7
日時:2004年07月18日
参加:キャンエコ13名、会10名
内容:サツマイモのつる返し、ゲンベーヤマ整理
※ゲンベーヤマでホソアシナガバチ(多分)が巣を作っていました。ご注意下さい。※

 この時期、草も作物もどんどん生長しています。
 つるぐみ農園では、キャンエコが植えたサツマイモのつる返し作業を行いました。午後までかかり全て終了したとのこと。炎天下での作業、大変お疲れ様でした。定植、草取り、つる返しと継続的に管理してますので、名実ともにキャンエコの芋になりつつあります。
 ゲンベーヤマでは、地主さんからの要請もあり、冬にしておくべきだった竹伐採の後片付けをしました。これをしないと夏刈りどころではありません。
かつては、落ちた枯れ枝や松葉を集めるのが冬の大事な仕事で、多くの家は山主から1~2反部ほどの山を借り、そこの掃除をする代わりに集めたものを燃料としてもらってよい、という仕組みになっていたそうです。当時は生活に必要だったから拾っており、その結果綺麗になった山には、センブリなどの野草が生えたり、秋にはキノコの「シロ」(沢山かたまって出るところ)があったのだそうです。残念ながら今回は集めるのに一苦労で山に積んだままですが・・

※ハチにご注意
 2箇所で、ハチの巣を見つけました。1.5~2センチ、薄い黄色の体に茶色の模様。地面におちていた竹の枝と木の枝に巣をつくっていました。調べたところ、ホソアシナガバチと思われます。幸いおとなしく、今回は襲われることはありませんでしたが、刺されることもあるようです。枯れ葉の下に巣をつくることもあるそうです。巣は小さくて遠目では分かりにくく、しかも低いところにあることが多いようです。藪に近づく際は十分にご注意ください。

ハチ刺傷の予防(http://www.raipon.jp/wasps/wasps4.htmlより)
 蜂の巣に近づかない。
 家屋内に営巣させないため穴をふさぐ。
 肌に密着する衣類を着て、服の下にハチが入らないようにする。
 白っぽい服を着る。
 花模様のある服や黒い服を避ける。
 芳香のある化粧品を避ける。
 戸外で甘味物を食べない。
 自動車の窓を開け放しにしない。
 ハチに刺されないために体に止まらせない(止まると刺すので)。
 洗濯物を取り込むとき、ハチを紛れ込ませない。
 不必要なときに、藪の中に入ったりしない。
 見張り役のハチを見かければ、巣が近いことを知る。



※キャンエコが見つけた虫など
緑色のクモ"サツマノミダマシ" http://www.cyberoz.net/city/sekine/L100_300.htm
タケカレハガの幼虫 http://www.h2.dion.ne.jp/~usako/takekareha.html
虫がだした木屑 http://www5e.biglobe.ne.jp/~ootaka/kanahori1.htm
(中頃「ボクトウガの巣」)
ハチ(多分ホソアシナガバチ)
http://www.toonippo.co.jp/photo_studio/insects/hachi/karibachi/pic5.html

2004年6月27日日曜日

6月のキャンエコ

画像タイトル:たたく -(86 KB)

パンやさん修行中 名前: kaaco [2004/06/27,22:27:29] No.705

  • 6月27日のキャンエコ。パンをこねてたたいて発酵させて。竹に巻きつけ焼きます。


画像タイトル:きりたんぽ? -(69 KB)

竹パン 名前: kaaco [2004/06/27,22:35:26] No.706

  • 林立するきりたんぽのような竹パンが火のそばで発酵して膨らんできました。
  • 1本ずつ遠火であぶって、いい焼き色がついたら出来上がり。
  • 今日の手作りジャムは3種類。桑の実ジャム、杏ジャム、オレンジマーマレード。

画像タイトル:すずしい -(101 KB)

木蔭レストラン 名前: kaaco [2004/06/27,22:52:47] No.707

  • 大きなクルミの木の下で本日開店です。
  • メニューはキャンエコ畑のジャガイモ、玉ねぎをどっさり使ったカレーとジャガマカサラダ。キュウリはふれあい農園のもぎたて。
  • 古代米入りごはん、野良クラブの味噌使用の梅味噌、竹パン、すもも、今日もおなかいっぱい。

画像タイトル:せいせいとした風 -(102 KB)

ヤーコン畑 名前: kaaco [2004/06/27,23:08:29] No.708

  • 今日のキャンエコは、田んぼの草取り、サツマイモ畑の草取り、ふれあい農園脇の水路の補修、ヤーコン畑の草取りとその隣にひょうたんの苗を植えつけました。
  • 水路の泥を掘り返しながら、学生の質問に答えてK氏が「去年キャンエコがこの水路を作ってくれたお蔭で水はけが良くなった。畑がグジャグジャにならなくなってみんな助かってるよ。」
  • ホントにいい畑になりました。ありがとう、おつかれさま!

2004年5月23日日曜日

5月のキャンエコ

画像タイトル:これは大きい! -(59 KB)

5月のキャンエコ 名前: kaaco [2004/05/23,19:02:19] No.643

  • 今月は宍塚はじめての新1年生も大勢やってきました。総勢40名。
  • キャンエコ畑の玉ねぎを収穫しました。まだ少し小さいけどジャガイモも掘り出しました。
  • 丸ごとジャバタはあっという間に売り切れ。ジャガイモサラダ、ひみつのドレッシングであえたマカロニサラダ、レタスもキュウリもとりたて、キャベツとベーコンのスープも不思議な味、鮭とパセリを混ぜ込んだ古代米入りおにぎりは彩りも香りもLovely
  • いつもは「和」っぽい野外食も今日はどこか「フレンチ」っぽい!
  • 食べるのに忙しくて食卓の写真を撮りそこないました。

画像タイトル:おあじはどうかな -(24 KB)

キュウリに葉っぱ 名前: kaaco [2004/05/23,19:04:54] No.644
  • 今日の食卓の不思議な一品です。なぜこうなるの?

画像タイトル:秋になれば -(85 KB)

新しい畑 名前: kaaco [2004/05/23,19:20:16] No.645

  • 鎌倉街道沿いの葛で覆われていた土地を使わせていただくことができました。
  • 草を刈って耕して畑がよみがえりました。
  • サツマイモの苗を植えました。
  • 食べきれないほどの焼き芋が目に浮かびました。


2004年4月26日月曜日

今月のキャンエコ

画像タイトル:だんご -(68 KB)

今月のキャンエコ 名前: kaaco [2004/04/26,11:59:56] No.630

  • 4月25日、快晴。電車とバスを乗り継いで学生達がやってきます。
  • ヤーコンの植え付け、たけのこ掘り、セリ摘み、畑と林の作業はいくらでもあります。
  • 今日の昼ご飯は、野良クラブ特製の藁納豆、たけのこの煮物、鶏肉入り味噌汁、セリのごま油炒め、黒米だんご、ヨモギだんご、新たまねぎの酢味噌あえ、古代米ミックスごはん。

画像タイトル:でもたべられない -(90 KB)

ひょうたん劇団 名前: kaaco [2004/04/27,09:46:56] No.631

  • キャンエコの畑の脇にひょうたんを植えて遊びませんか?と阿部さんが学生達にアプローチしています。指人形や笛、いろんなことに使えます。

2004年2月16日月曜日

竹筒ごはん

画像タイトル:製作中 -(57 KB)

竹筒ごはん 名前: kaaco [2004/02/16,23:29:33] No.582

  • 2月15日のキャンエコは林の手入れと落ち葉の堆肥づくり。それから、竹を切り出して、竹筒でごはんを炊きました。

画像タイトル:準備中 -(41 KB)

竹の窓 名前: kaaco [2004/02/16,23:50:37] No.583

  • 竹筒の中に昨日から水に浸しておいたお米を入れます。今日は太郎兵衛糯、黒米、香穂、神丹穂、緑米を好みの分量で混ぜて水を入れました。かまどの準備が出来たら火にかけます。